ここからどこへ日誌

アケミンの個人ブログ

過去が未来を導いている

1968年に公開されたSF映画、「2001年宇宙の旅」を観ました。

2001年宇宙の旅 [Blu-ray]

2001年宇宙の旅 [Blu-ray]

 

この映画では、すでに実現化されている様々な科学技術が登場します。特に、舞台の中心となる宇宙ステーションは、今、地球を回っている国際宇宙ステーションにそっくりです。

次に、開発のピッチが加速的に進んでいるロボット技術分野を見渡してみましょう。重量物を持ち上げ移動したり、構築物の解体に大活躍しそうなパワードスーツは、日本のアニメ、「機動戦士ガンダム」のモビルスーツを髣髴させます。

さらに、人間の体内に侵入して、病原菌を退治する宇宙船のような乗り物が、「ミクロの決死圏」という映画に登場します。この思想は、人間の体内に入り込んで検査を行う、カプセル内視鏡に受け継がれているのではないでしょうか。カプセル内視鏡は、カメラ部と映像モニター部が物理的に結合せず、ワイヤレス化されていますので、苦痛がありません。暗黒の臓器といわれる小腸も通過して検査できるので、画期的な技術と言えます。

これらの事例を見ると、映画やアニメ、物語などは、未来予知をしている象徴と言えるでしょう。
いや、ちょっと待ってください。視点を変えて、もう少し考えてみましょう。

SF作品の作者は、このようなものがあったらすごいな、楽しいな、便利だなと思うことがらを想像して、ファクターとして設定します。それぞれのファクターを組み合わせたり、関連付けを行い、それらを時間の流れに乗せるて組み立てることで、テーマを主張します。このような手法で制作された作品を見た人たちの中には、これは面白い、ぜひ開発してみようと考える人もたくさんいるはずです。その意志に賛同する人たちがたくさん集まれば、人類の英知を結集させることができます。そして、空想を現実として作り出せることになります。

つまり、これは、過去における空想の産物が、未来において現実となったと言えるでしょう。

SF映画に限らず、科学技術の発展により、未来予知の内容の多くは、歴史に刻まれていくのではないでしょうか。

広告を非表示にする